扁桃腺炎 耳下腺炎 違い

扁桃腺炎と耳下腺炎の違いとは?

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耳の下や顎のあたりに痛みがあり、高熱や倦怠感を感じたら、扁桃腺が腫れているのかなと疑う人は多いでしょう。
しかし子供の場合だと、「おたふく風邪」を疑いたくなります。
よく似た症状が出る2つの病気の違いを紹介します。

 

 

【扁桃腺炎とは?】
扁桃腺炎とは、のどの奥にある扁桃腺に炎症が起こる病気です。
扁桃腺は口を大きく開けた時に舌の付け根の左右に見られるもので、子供の頃は大きく出っ張っていますが、大人になるほど小さく目立たなくなります。

 

 

扁桃腺炎の初期症状は風邪とよく似ていますが、違いは症状が酷くなるにつれて強いのどの痛みと、38度を超える高熱、倦怠感などが見られます。
また、首にかけての頸部リンパ節も腫れます。

 

 

【耳下腺炎とは?】
耳下腺炎は一般に「おたふく風邪」として知られている「流行性耳下腺炎」と「反復性耳下腺炎」があります。
耳下腺は唾液を作る役割をしている器官で、耳から顎にかけて三角形に広がっており、耳下腺炎は耳下腺が炎症することで起こります。
症状はどちらも耳の下から顎までのあたりにかけて腫れが出て痛みます。

 

 

おたふく風邪の原因となるのはムンプスウイルスと呼ばれるウイルスで、飛沫感染する強い感染力を持っています。
初期症状は首や頭の痛みから始まり、やがて38度を超える高熱が出ます。
一方の反復性耳下腺炎は原因がはっきりしておらず、顔の片側のみ腫れることが多く、発熱はしません。
症状を繰り返すことが特徴ですが、腫れは2〜3日で引き痛みも弱めです。

 

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【扁桃腺炎と耳下腺炎の違いとは?】
一番の違いは、炎症が起こる場所です。
扁桃腺炎は扁桃腺が、耳下腺炎は耳下腺が炎症して症状が起こります。
また、扁桃腺炎はおたふく風邪と違い周囲にウイルスが感染することはありません。
病院で診察してもらえば、扁桃腺炎は口を開ければ腫れている箇所が見えるので違いは見分けやすいでしょう。
一方で、おたふく風邪と反復性耳下腺炎を見分けるのは容易ではなく、おたふく風邪の流行から判断するか、違いを見るため抗体検査で診断します。

 

 

どちらの病気も放置しておくと症状が悪化し、体に大きな影響を及ぼす可能性があります。
高熱や顔の腫れといった症状が出た場合にはできるだけ速やかに病院に行き、診察をしてもらいましょう。

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